インビザラインファースト
(こどものマウスピース矯正)INVISALIGN FIRST
透明なマウスピースを使った矯正システムは、永久歯列になってからでないと行えませんでしたが、2019年より日本でも乳歯が残っている小学生(低学年)向けのシステムが開始されました。目立たない・外せるマウスピース矯正で、治療中も笑顔で過ごしていただきたいと願っています。
治療中も笑顔で過ごしていただくために
子供の目立たない・外せるマウスピース矯正
当院は、「インビザラインファースト」というお子様向けのマウスピース矯正システムを導入し、永久歯に生え変わっていないお子様の治療(1期治療)で使用しています。インビザラインとは、薄くて透明なマウスピース(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)を使った矯正システムのことを言います。日本でマウスピース矯正が一般的になったのは最近のことですが、世界では主流となっていて、世界で520万人(2018年1月現在)がインビザラインによる治療を受けています。
インビザラインファーストはこのようなお子様にお勧めしています
インビザラインファーストは このようなお子様にお勧めしています
- 目立つ装置をつけたがらない
- 前歯がそろそろ生え変わる
- 食事やスポーツを制限されたくない
- 治療の痛みや虫歯が心配…
適応条件
6歳臼歯と前歯4本が生えてきたら、インビザラインファーストをスタートします。
※スタートのタイミングを逃すことがないように、お子様の歯並びが気になったら早めにご相談ください。
※「インビザラインファーストはまだ早いかな…」というお子様には、乳歯列期のお子様向けマウスピース矯正をご提案しています。
インビザラインファースト
7つのメリット
顎と歯列にアプローチできる
永久歯に生え変わる前に行う1期治療(床矯正)は、永久歯を並べるスペースをつくること(顎の拡大)が目的ですが、インビザラインファーストは顎の拡大に加え、歯並びを整えることも同時に行っていきます。
従来の治療法では…
床矯正で歯を並べるスペースを作り、ワイヤー矯正で歯を並べる
床矯正⇒ワイヤー矯正(両方が必要)
インビザラインファースト
歯を並べるスペースを作りながら、歯並びも整える
マウスピースだけで治療できる
事前に治療後の歯並びを確認できる
口腔内スキャナーによって採取したデータをもとに、シミュレーションを行います。事前に、お子様の歯並びがどのように変化していくのか、ご確認いただけます。
装置が目立たない
目立つ装置では、口元を気にしてしまうお子様が多いですが、目立たないマウスピースを使用するため、治療中も口元が気にならず、お子様の笑顔を守れます。
外して食事や歯磨きができる
固定式の装置と違い、普段通りに歯磨きができるので、虫歯のリスクを高めることはありません。また、装置を外して食事ができるので、制限もなく、普段通りに食事を楽しめます。
遊びや運動に影響しない
マウスピースは、ワイヤーのついた装置(マルチブラケット)のように金属を使用していないので、装置で口の中を傷つける心配はありません。思い切り遊べますし、運動の制限もありません。
痛みが少ない
少しずつ最短距離で歯を動かすため、痛みが出にくいという特徴があります。新しいマウスピースを使用する際は、少しきつく感じる場合もありますが、すぐに慣れていきます。
治療期間が短くなる場合が多い
顎の拡大と歯を並べる治療を同時に行えるので、効率良く治療を進めることができ、治療期間が短くなるケースが多いです。
子供のうちに矯正すべき? 大人の矯正治療との違い
大人になってから矯正治療を行っても、遅いということはありません。しかし、子供の矯正治療は、「成長を利用できる」・「骨が柔らかい」という点で大人の治療と違います。矯正治療に年齢制限はありませんが、子供の矯正には骨格にアプローチできるという大きなメリットがあるのです。
子供の矯正は成長を利用できるため、上下顎のバランスを整えることが可能です。また、不正咬合を放置することによって起こる、顎の成長やその他発達に及ぼす悪影響、メンタル面への影響を抑えられるでしょう。矯正治療は、年齢に関係なくいつでも始められますが、行う治療やその目的には違いがあります。
※治療開始時期・使用する装置は、お口の中の状態やお子様の成長によって異なります。
インビザラインファーストによる矯正治療の流れ
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無料相談(初診)
お子様のお口の状態を確認し、治療の必要性や適した治療法などをご説明します。
当院はお気軽にご相談いただけるよう、初診のご相談は無料で行っていますので、お気軽にご相談ください。
無料相談でわかること
お子様の歯並びの現状
- 治療の必要性
- 適した治療法(装置)
- 矯正後の歯並び
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精密検査
口腔内スキャナーをはじめとする精密検査を行い、そのデータをもとに3次元シミュレーションソフトを使って綿密な治療プランを作成します。治療に使用するマウスピース(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)は、プラン通りに顎や歯にアプローチできるよう、CAD/CAMを駆使して製作されます。
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矯正治療スタート
完成したマウスピースが届いたら、1日20時間以上を目安にマウスピースを装着していただきます。定期的に受診いただいて、お口の状態をチェックし、新しい(交換用)マウスピースをお渡しします。
※インビザラインファーストで治療を行う期間は1年半(目安)です。
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治療完了
プランの通りに治療が進んだら、治療は完了です。永久歯に生え変わるまで、保定装置を使用しながら経過を観察していきます。永久歯に生え変わったら、必要に応じて2期治療(本格矯正)をスタートします。
※2期治療は大人と同じ矯正治療を行っていきます。個人差がありますが、12歳くらいからスタートしていきます。
インビザラインファーストの注意点
インビザラインファーストに限ったことではありませんが、どの矯正装置も、お口の状態やお子様の成長、生え変わりの状態によって、適した矯正装置は違ってきます。インビザラインファーストにもデメリットがあり、すべてのお子様にとって最適な治療法であるとは限りません。
当院は、一人ひとりのお子様に適した治療方法をご提案し、相談しながら治療について決めていきます。体はもちろん、顎骨が成長する大切な時期に、より効果的な矯正治療が行えるよう努めてまいります。
装着時間を守る必要がある
マウスピース型カスタムメイド矯正装置は、外せるという点が大きなメリットなのですが、装着時間を守らなければ、計画通りに治療を進めることはできません。本人の協力が得られなければ、治療効果に差が生じてしまいます。
2期治療が必要になる場合がある
インビザラインファーストによって歯並びを整えることは可能ですが、理想的な歯並びを作るために、本格矯正(2期治療)が必要になるケースもあります。
もちろん、インビザラインファーストによる治療を行うことで、本格矯正が簡単で短期間に済む可能性が高まることも事実です。当院では、シミュレーション画像を用いて本格矯正の必要性についても事前にご説明しますので、必要となる治療を把握したうえで治療について検討いただきたいと思います。
すべてのお子様に適応しない
インビザラインファーストによる治療は、6歳臼歯と前歯4本が生えてきたらスタートします。適応条件があるため、すべてのお子様に適応しないという点はデメリットと言えるでしょう。
インビザラインファーストに限らず、お子様にとって最適な時期により効果的な治療ができるよう、歯並びが気になったら早めの相談をお勧めしています。
マウスピースの管理が必要
食事や歯磨きの時など、取り外したマウスピースの管理が必要となります。もちろん、慣れてくるとお子様自身で管理できるようになりますが、紛失や破損の可能性も否定できません。
万一、紛失したり壊したりした場合にも、歯型データを元に再作製は可能ですし、治療を継続できますが、場合によっては支障をきたす可能性もあるでしょう。
歯科で相談するタイミング
お子様の矯正治療を開始するタイミングは、お口の状態や成長・発育、生え変わりの進み具合によって異なります。歯科で相談して、すぐに治療を開始する場合もありますが、経過を観察してから治療を始める場合もあります。そのため、早めにお子様の歯並びや治療の必要性を把握しておくことをお勧めします。
当院では、お子様の歯並びについて正しく把握し、適したタイミングで治療を開始できるよう、「マウスピース矯正・無料相談」を行っています。お口を拝見するので、虫歯の有無やお口の健康状態についてもわかります。お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正・無料相談でわかること
- 歯並び・噛み合わせの現状
- 矯正治療の必要性
- 治療開始時期の目安
- 矯正後の歯並び・噛み合わせ予測
- 虫歯の有無やお口の健康状態
※無料相談は、治療を強制するものではありません。お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正・無料相談